2009年10月10日
楽天オープン探訪
スポーツ観戦の秋


昨年までのスポンサーであったAIGから引き継いだメジャー大会で、開催当初はフェデラー






ダブルスプレーヤーであるかいいぬの当日のお目当ては当然男ダブだが、前年ながら予定されたゲームは1試合のみ。なのでとりあえず、有明のセンターコートで女子シングルで日本の奈良くるみの試合を見たのち、ダブルス会場となるサブコートへ移動。サブコートは2面あり、何故か満員。それもそのはず、クルム伊達公子のシングルが隣のコートで予定されていたからだ。もちろん応援する気はあるが、こちらはダブルスを良い席で思っていたのに、危うく入れないところだった。どうにかコートサイドの席を確保し、試合開始を待つ。すると…、隣のコートでメガフォン片手に熱弁をふるう背の高い男を発見

伊達の試合を遠目に、選手入場。コートが狭く見える大男4人の入場。MDのQF:
Frantisek CERMAK (CZE)
Michal MERTINAK (SVK)

Christopher KAS (GER)
Jaroslav LEVINSKY (CZE)
ドロー全体として東欧のプレーヤーが多いが、どの選手も残念ながら見たことがない。外見の判断ではみな、ビッグサーブで押すダブルスの印象を受けたが、蓋をあければ、一人を除けばみなそれほどでもない(もちろんここでは素人のレベルは想定していない)そのためサーブの爆発力のない分、フォーメーションやコンビネーションでカバーするダブルスらしく見ごたえあった。
腕っ節の強さの割には、前でのやわらかいボールさばきは芸術的だった。ゲーム展開も流れがそれぞれいったりきたりし、最後はスーパータイブレークまでもつれ、後者ペアの逆転勝利。ドイツから帰国した友人もご満悦で、サインをもらいにいくと、選手には珍しく観客対応もすばらしくサインのみならず写真にも応じてくれる。かいいぬも便乗して、ドイツのKasのペアのチェコのLevinskyとツーショット写真をとり、試合の労をねぎらうと、Thank you for comingと思わずエッと聞き返すほどのご機嫌具合にこちらも見に来てよかったと思うほど。後々気付いたのだが、相手は第一シードで、逆転でシードを喰ったということだったのでなんとなくその喜びにも納得できる。今後の両選手の活躍を応援すると心にきめたのはいうまでもないかいいぬなのでした。
参考になるのかはさておき、良いお手本を適宜インプットし、イメージトレーニングをするのはいいことだなあと、結局寒い中夜まで観戦し続けたかいいぬなのでした。